24.05.2025
朝9時に起きる。Bertasで朝食をしようということになり、30分ほど歩いてMarrickvilleの方へ向かう。カフェに着くと先日にオープンしたばかりなのに人だかりができていて、外のテラス席まで満席だった。今日は久しぶりに晴天だったため、みな考えていることは同じである。私はローストブロッコリーサンドとハッシュブラウンにし、カズはブレックファーストロールとロングブラックをオーダー。
私が頼んだサンドは香ばしくて美味しかったが、クリーミーソースにチリが入っていて、朝食向きではなかった。正直カズが頼んだロールのマフィンがかなり美味しくて、そっちの方が好きだった。
今日からブルーマウンテンにあるBlackheathという町に行く。そこにはマイラの別荘があって、そこで彼女の誕生日をみんなでお祝いし一緒に過ごす。今週末は買い物に行くタイミングがなさそうだから先に行っておこうということになり、私はALDIへ、カズはお誕生日ディナー用の日本酒を買いにStanmoreの酒屋へそれぞれ行くことにした。
家に帰り、昨日Frangoで買ったポルトガル風の炭火焼きチキンの残りをご飯に加えて、お粥にして食べた。泊まる用の着替えや歯ブラシなどをバッグに詰め、13:30に家を出る。洪水の影響で電車がここ数日遅れていて、ちゃんと来るか心配だったが、最寄り駅からは時間通りに電車は来た。だが乗り換え駅のStrathfieldで少し遅れていて30分ほど待つことになった。結局3時間かけてBlackheath駅に到着し、その頃には夕焼けも終わりかけていた。25分ほど歩いてマイラの別荘へ向かう。冬のような鋭い寒さでシティーとは体感10度くらい違う感覚だ。だが景色はちょうど綺麗な紅葉で、赤と黄色の葉が色づいていて、日本の四季があるのを思い出し、季節の分かれ目があることへ懐かしさとともに歓びも感じた。
別荘に着くと、マイラとジャスパーはディナーの準備を始めようとしていた。初めて会うマイラの親友のセーラは暖炉の横で本を読んでいた。シンシアはナットを車でBlackheath駅へピックアップするための用意をして、ゾーイとエルモは鍋用のたくさんの野菜を切っていた。みんなに挨拶をし、私とカズは餃子を包む作業を頼まれた。具のキャベツとキクラゲの炒め物はすでに出来上がっていて、それを大量に包むだけだ。
みんなで大きな丸テーブルを囲んでディナーをした。マイラが買って作ってくれた赤鯛の蒸したものはとても美味しかった。途中でマリアンナとベンが到着し、静寂で豊かな時間を過ごした。リビングに移動し、バースデーケーキを食べた。焼いてくれていたパイナップルケーキにココナッツクリームを塗理、ロボット型にデコレーションしていた。目やセンサーはラズベリーで装飾した。
みんなで色々話し、結局25時になっていた。それぞれベッドに入り就寝した。