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28.03.2026

昨日は一日中寝ていた。何かしていたかというと、朝ごはんにトーストにはちみつとバターを塗ったものを食べたあと、ケイティがジャケットを取りに戻ってきて、不審者が入ってきたかと驚かされた(彼女は来る数十分前にメッセージをくれたが読んでいなかった)のと、そこで私が借りていたスタジオのメンバーの一人がまた去ること、カーテンもデスクも無くなってしまったとの話を聞き、なんだか急に色々な状況の変容に驚いたのと同時に悲しくもなった。シドニーの街の変化や人の流れは早い。時折ついていけなくなる。日本では継続することの大事さや、去るものへの引き留めがあったりするが、ここでは人の出入りも多く、去るものは追わずな割とドライな感じでもある。

その後は少し掃除をし、仕事探しのリサーチと次に制作するブックデザインを考えていたら、寒さで何もできなくなってしまった。本当はカフェにも行きたかった。多分毎週のように職場のボスに怒られて気持ちが落ちてしまっている。そのせいでその後の時間はずっとベッドの中で過ごした。昨日はそれが必要だった。

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24.03.2026

シドニーはだんだんと秋の風になってきている。今年の夏は温暖化の影響が大きいせいか、日本の夏のように湿気が多い夏で、時折スコールまであったりもする。中東の戦争の影響もここでも出ており、ガゾリンが20セントも上がってしまった。ここ最近の話題はそればかりである。色んなことが狂ってしまったようだ。

私たちの家にルームメートができた。友人のケイティが引っ越してきたのである。私たちの家にはベッドルームが2部屋とスタジオルームがある。そのうち1部屋は私たちの寝室として使っていた。元々は特にルームメートを探すつもりもなく、私の友人が日本から来た時などのゲストルームとして使おうかと考えていた。ケイティも他の家を探すための滞在先として、10日間だけステイするつもりだった。彼女はニュージーランドでの3ヶ月のハイキング旅を終えて、シドニーに帰ってきたところで、仕事も家もないということで私たちの元へ来た。一緒に住んでみたら、お互いに意外と悪くないことに気づき、センスや価値観も似ていたので、長期で住むことになった。何よりも彼女がいるおかげで家が明るくなった。

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10.03.2026

今は時間が存分に有り余っている。それなのに幸せには程遠い。自分の状況に満足していないからであるのは確かであるが、その状況は今はどうしようもできそうにない。私には休息が必要そうだ。

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07.03.2026

さらなるカオスが起こった。仕事をクビになってしまったのである。人生で初めての経験で困惑している。理由としてはオーナー夫婦の経済的なことであるらしい。正直まだまだ働きたくて悔しかったし、自分の身にも起こると思わなかったから、オーストラリアのワークカルチャーに驚いた。

2026年早々様々なことが起こりすぎて、わからなくなっている。友人のマイラに話したら、これは土星回帰かもよと言っていた。土星の周期と同じ29年に一度で、29歳前後で起こりやすいとされる、人生の転機であるターニングポイントらしい。私にも正しくそれが起こっているように感じられる。自分ではどうしようもできない、不可避なものに直面しているようで、それが同時期に来てしまっている。今の課題はそれを素直に受け止め、乗り越えるしかないのだろう。

今日は生産的な1日だったと思う。朝8時くらいに起き、トーストを焼き、バターとベジマイトで食べる。少し部屋を掃除したら、歩いて40分かけてカフェMaedaに向かう。マイラとそこで待ち合わせしているのである。歩き始めは涼しい風が流れていたが、9時を過ぎたくらいから、湿度のあるじめっとした日本の夏に変わってしまった。マイラも汗だくで自転車で来ていた。最近のこと、彼女のお母さんのオーストラリアに来たばかりの話などした。彼女と別れ、歩いてスーパーが入っているモールへ向かう。そこは大衆的すぎて好きではないが、アジアンスーパーが入っているから、行かないわけにはいかない。買い物を済ませ、バスで帰宅。

お昼はうどんに醤油麹と胡麻油を入れたものを食べた。少しフランソワ・オゾン作品『Under the sand』を観る。レジュメを書き直し、リサーチをした。

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28.02.2026

今年に入って私にまつわる様々な事象が大きく変化したように感じる。仕事環境も変わり、友人もなんだか淘汰され、ちょうど先週に引っ越しもした。この変化はまだ始まりに過ぎないのかとも感じてしまうが、特に引っ越しは私たちにとって大きな変化だった。

住環境が変わるということは、生活範囲や家事の仕方、住み方まだ大きく変わるのもだと気づいた。前よりアクセスが悪くなったせいで、家で過ごす時間が増え、どう快適に過ごせるかを深く考えるようになった。その分家のサイズは3倍近くに大きくなったおかげで、心のゆとりができ、気分に合わせて部屋を行き来することができるようになった。デメリットで言うと、古い家のせいか虫が多くすぎる点、アクセスが悪くなったせいで、外に出かけにくくなった点。それに前の家はすぐ近くにフレッシュな野菜や果物を取り扱うスーパーが2分先にあった。それに東西南北どこへもアクセスが良く、近くにいい公共プールまであった。カフェの選択肢も多くあったのは嬉しかった。

引っ越した理由は、プライバシーはなかったということ。私たちの部屋は共有の裏庭に面してあり、住人達がよく行き来をしていて、全ての会話が聞こえるし、私たちの窓からは私たちの部屋の全てを見ることができた。すなわち、私たちの生活の全ては丸見えだったのある。

すごくチャーミングなアール・デコ調の部屋で、裏庭もグリーンがたくさんでいつも気が良くて好きだった。特に小窓のステンドグラスがお気に入りだった。今でもあの家のことを思い出すと、帰りたくなるくらいにわくわくする。今は新しい家を好きになる努力をしている気がする。

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25.02.2026

今朝は暑いのか心地悪いのか、5:50に起床する。外はまだ真っ暗だったので、リビングの電気をつけるが、まだ頭は起きていない。起こすために昔のボスの中野さんにお勧めしてもらったソウルシンク瞑想をする。ようやくスッキリできた。昨日動画の中で、元ゴールドマンの田中渓さんがルーティンとしている、朝に2時間マラソンを実践することで、今日の予定や考え事を脳内で勝手に整理してくれていると言っていて、それを瞑想に応用できるかもと思って実践してみた。効果はあったし、やるべきことが明確になったと思う。言うなれば、頭の中がクリアになった感覚である。

その後は日記を書き、気づいたら7時近くになっていたので、カズを起こしに行く。今日はバレエのクラスが朝からあるのと、カズの仕事場を通って電車に乗って行くから、少し早めに出てお茶をしようと話していたからだ。軽くグラノーラと桃、ココナッツウォーターを飲む。歩いて、カフェBertasに行く。先週末に引っ越しをし、私の仕事場からは少しだけ遠くなってしまったが、カフェまではすごく近くなって驚いた。好きなカフェの一つが近くなって純粋に嬉しい。オレンジジュースとハッシュブラウン、カズはコーヒーをオーダー。ハッシュブラウンはいつもよりもサクサク感が増していて、もはやザクザクで美味しかった。ポテト狂の私には嬉しい。

私はそのまま電車に乗ってBarangaroo駅にあるバレエクラスに向かう。少し早めに着いたので、駅前の海岸沿いを散歩がてら遠回りしていく。朝の時間に海を眺めるのは好きである。時間と空間を独り占めしているような高揚感がある。

バレエはIan先生のクラスで、彼のバイブスにはなんだか惹かれる。シドニーにはあまりみないタイプの、暗めな人だがたまに言うダークユーモアが好きである。今日は、フラッペという足裏を使って床を軽く叩く動きの説明で、”It’s like killing a cockrotch on the floor”と例えていて、個人的にはいいなと思った。

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06.02.2026

今日は久々に怠惰な生活を過ごしたと感じる。昨日の夜から精神的にとても調子が悪かった。それは一月から続いているから仕方のないことなのだが、昨日は仕事環境の悪さと相まって、帰宅後にずっとベッドに籠ってしまった。それが朝まで続き、頭痛と精神的疲労で起き上がれず、仕事を遅れていった。自分の環境が大きく変わって、それと同時にルーティーンも変化して体と心が追いついていないようだ。今置かれている環境に、まだ理解ができていないのだろう。午前中はずっと寝て過ごし、昼から出勤をした。

全く本調子ではなかったが、行くと体と心は少し良くなり、だんだんと調子も戻ってきた。仕事終わりに近くのよく覗くヴィンテージショップに行き、いいジーンズがあり試着をしたが、サイズが小さすぎて合わなかった。その後スーパーで野菜を買いに、茄子とかぼちゃとじゃかいもを購入。このスーパーは、家の近所の農家と提携しているスーパーだが、どうもエアコンがないようで、中は蒸し暑く、室内に置かれている定価格の野菜の多くはすでに痛んでしまっており、冷蔵陳列の野菜たちもここ最近の気温にやられてしまっていて、なんだか人間も野菜も元気がないのは同じなのだと感じた。ディスカンウントをされていたら、納得をして買うのだけど、低価格だと手が届かないのは、状態がいいものが欲しいという人間のエゴであり、妥協ができない現実なのであろう。

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03.02.2026

ここ最近は目まぐるしく色々なことが変化していて、追いつけているようで追いつけていない気がする。先週は突然引っ越しの話が舞い込んできた。私の友人2人がルームシェアをしていて、1人の方が近々引っ越すということで、私たちに住まないかと誘ってくれた。残る1人の方も最終的には数週間後に実家に戻るそうだ。事実、私とカズで住むということだ。

実際に今の家の狭さやプライバシーのなさで、引っ越しを検討していたからタイミングはすごく良かった。そこで一昨日、その家に内見に行った。今までにも何度か食事や遊びに訪ねていたので、家のことは知っているが、細かく見たのは初めてだった。意外にも広いし、窓が大きくシティを一望できるほど景色がよく、かなり使いやすそうで部屋としてのポテンシャルもある。そして奥の横に長い部屋をスタジオとして使うことができるのも良い。だが、床フロアが木に似せたビニールフロアであること、キッチンのデザインがチープであること、コンロがガスでなく、オーストラリアで一般的な独立型のオーブン付きコンロヒーターであることだ(土鍋でご飯を炊くので一大事!)。

考えてみると、どうにかカバーできそうでもある。床フロアに関しては、良いデザインのラグやマットを敷けばなんとかなりそうだし、キッチンは食器棚の扉の色がなんとも言えないクリームブルーのような色であるため、良い色にペイントをしたら良さそうだ。コンロについては、簡易ガスコンロを別で買ったら、美味しいご飯を炊くことができる。ChatGPTによると、代替案としてオーブンでそのまま炊くこともできるそうだ。

今の家が心地よい環境になったおかげで、そのような思考と感情になってしまったのだろう。それと同時に、今の家の良さに改めて気づく点が多くあった。窓からの景色が裏のガーデンスペースのおかげで雰囲気がとても良いこと、床フロアが温かみのある木であること、キッチンのデザイン、小窓のスタンドグラス、バスルームの床のモノクロタイル。

人間意外とシンプルで、居心地の良い環境に慣れてしまうと、出るのが億劫でとどまってしまう。ある種の冬眠状況から出るタイミングでもあるのだろう。停滞ほど怖いものはない。

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20.01.2026

新年早々から、日常的だが新しいことをやってみている。シドニーの美容院で髪を切ってもらうこと、歯医者でメンテナンスをしてもらうこと、お寿司を食べること。こうした東京で当たり前であった日常を、新しい土地でも戻していくことはその土着に馴染む上で大切なのだと思う。

歯医者に診てもらうことはかなり面白い気づきであった。着いて初診のためカルテに情報を記入するところまでは日本と同じなのだが、デンタルチェアに通され、歯をくまなく診てもらう。担当してくれたのは中国系のベテランのおばちゃんである。彼女は私の歯の一本に異変を見つけると、スマホを取り出して、鏡のプレート越しに写真を撮った。それを見せてくれて、「上の奥歯の端の部分に穴が空いているから、詰め物をした方がいい」といい、私はそれに従った。スマホで写真を撮られたのは初めてで、少し面白おかしく笑ってしまった。穴の原因は思うに、穴は数ヶ月前に食べたパッションフルーツの種だと思う。奥歯で噛み砕いた時に種の一部が間に挟まった感覚があり、その後数週間にわたって違和感があり、フロスで取れた時にはたぶん歯の一部を一緒に欠けてしまったのだろう。パッションフルーツに負けてしまったようで、少しやるせない気持ちになった。

まず麻酔から始まるのだが、ここで上手な歯医者とそうでない歯医者がわかると思っている。彼女は麻酔注射を入れていると私が気づかないくらいに、非常に上手であった。日本に帰った時にも虫歯の治療をしてもらっていたから、手順は大体わかる。

そこから穴と虫歯を削っていって、詰め物をしていくのだが、彼女は私の斜め右側で気持ちのいい子守唄のような鼻歌を響かせながら、治療を進め、左側にはアシスタントの女性がいて、2人ともものすごい手捌きで、驚く速さで進めていった。私は信頼を感じるとともに、ある種の恐怖もあった。アリ・アスター監督『Midsommar』のような優しげで安心感のある雰囲気で、何か恐ろしいことをするかもしれない感じである。

日本ではこの手の治療に1時間半ほどかかるものだが、彼女は30分ちょっとで終わらせてしまった。だが考えてみると、オーストラリアは時間に結構厳しいと感じられる。仕事において、タイムイズマネーが強く価値観のもとになっていると思う。先日行った美容院でもそのように感じた。カットだけの予約で行ったのだが、最初のカットのディスカッションも含めて、きっちり1時間で終わったのには驚いた。

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15.11.2025

朝7:30に起きる。長い平日が終わって休日だからとベッドでのんびりする時間も必要だ。8:30に朝食にパンケーキとストロベリーとネクタリンを食べる。9時ごろに自転車でOrange Glebe Marketに向かう。いつもはバスでマーケットまで行っている。それは1ヶ月前にいつもの道でバイクと自動車の衝突事故を見てしまって以降、そうしているのである。だが今日は久しぶりに気持ちを切り替えて自転車で行くことにした。妙に身体のエネルギーを消費したくなったし、今週はダンスクラスに行けなかったから、運動を欲しがっていたのかもしれない。

遠く感じていた道のりは、自転車でのルートに慣れたせいか、今日はすごく近く感じられた。マーケットではいつものグローサリーの屋台で野菜をたくさん買い込む。それに、明日ジョシュとウミとミッチの家にコーヒーを飲みに行くから、お土産用のフルーツも買う。マーケットを後にして、道に出ると、飼い主待ちの犬たちが柵のそばでリードに繋がれて待っていたが、どの犬も舌を変なかたちで横に出していて、可愛らしかったが、犬の舌の構造はよくわからないと思った。多分柔軟性と長さと怠惰さがそうさせているのかもしれない。

家に帰り、少し作業をする。来月はカズの誕生日でもあるから、プレゼントに仕事用のエプロンを探す。

今日の夜は最近仲良くなった、ユミさんと映画『HAPPYEND』を観に行く。坂本龍一の息子・空音央が監督をやっている映画を観るのは初めてだから楽しみだ。ユミさんのことは数ヶ月前から知っていたが、たまにイベントやパブで鉢合わせして挨拶する程度だった。先月のカズの展示で、スペースを運営しているケニーのパートナーが彼女で、そこで仲良くなってお茶に行くようになった。
彼女のシドニーに移住した経緯が私と似ている。年齢も生まれ育ちもソウルで私と違うのだが、感覚的なものや考えることは近い。そして彼女の現実味溢れるブラックジョークも好きである。

ここ最近は少し大変な時期でもあった。オーストラリアで生活することは他の国に比べてストレスが少ないことは確かであるが、海外で生活すること自体はやはり大変なのである。言語的なことが一番大きい。日本だと、私は思ったことは誰にでも言えていた(もちろん空気を読んで、言葉を慎重に選んで)。ここでは私の英語力が完璧ではないから、なんでも言えなくなってしまった。向こうのペースに飲まれてしまう時もあって、自滅してしまうのである。周りにはもっと強くなれと言われたりしたが、すでに強さは多少なりともあると思う。言語の問題である。
英語のオンラインレッスンも先月から始めた。アイルランド在住のオーストラリア人に学んでいる。前回のレッスンでは、いつも通り挨拶をしたら、「もう君はオージーだね」なんて言われてしまった。気持ちはオージーだ、言語力はマイグレーターだ。

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26.10.2025

朝5:30に起きる。ここ最近は早起きのからだになってしまったようだ。曇りでからだがだるくて二度寝をしてしまう。結局8:30になってしまった。朝食にアボカドトーストを作る。近所のオーガニックスーパーのサワードゥが気に入り、最近は毎週買うほどハマっている。
9時すぎに家を出て、バスでいつものOrange Grove Marketに向かう。今日は、いつもそこで刃物研ぎをしているおじさんに包丁を研いでもらうミッションもある。着いたら、そのおじさんの元へ行って、「2本だから20分かかるよ」と言われ、その間にいつものお店で野菜と果物の買い物を済ませる。別のグローサリーの屋台で、珍しくデコポンが売っていたため、それも買ってみた。気づけば20分以上経っていて、包丁研ぎも仕上がっていた。

近くのバス停でバスに乗り、次のGlebe Marketへ向かう。初めて行くマーケットで、古着屋や食べ物の出店がたくさんあるところだ。私たちには少し若すぎて、ちょっとインスタグラム色が強かったようで、すぐに出てしまった。お昼の時間になり、この間混んでいて入れなかったタコスのお店に行ってみることにした。念のため、予約の電話をしたが、「We are not very very many busy right now, but we can take your booking」と言ってくれて、予約を入れた。このユーモアは可愛らしい。
お店に入ると、お母さんと娘で経営しているらしく、この間会話したお母さんがいて、予約を伝えると、「念のため、予約札を置いといたよ笑」と空いている店内を見渡しながら笑顔で言った。彼女の柔らかいお母さんのような雰囲気に包み込まれて、私たちは前回と同様にうっとりしてしまった。
メニューはタコス一枚から選べるらしく、私はシイタケとビーフそれぞれを、カズはチキンとカクタスそれぞれを注文。すっごく美味しかった。シンプルだけど、優しくて毎日食べられる。

帰路につき、からだは疲れてしまったようで、昼寝をしてしまった。気づいたら15時で、終わりかけのバナナを使ってバナナブレッドを焼いた。焼きたては美味しかったが、ベーキングソーダのせいで、少し風味が強くなっていた。ベーキングパウダーを使う方がいいのだろう。天気のせいで、特にやる気が出ない日で、仕事のせいもあって疲れていた。夜は友人のミルの誕生会に行く予定だったが、結局休めた方がいいとなって、行くのをやめた。うどんを作り、9時には寝てしまった。

ここ最近の私は外交的かつ、行動的になれていると思う。パートナービザを申請してから、ここに住む意味や自分軸でいる/自分のことを知る必要性を強く感じているし、もっと探求しようとしている。

自然の摂理に逆らうことはせず、無理な時にはできないことを受け入れ、去る者には必然なことだと思い、私には何も変えられないことを知る。私はある種ハッピーバイブスの街で暮らしており、もちろん感覚が変わるのも仕方のないことなのである。深いことなど考えず、楽観的すぎるのかもしれない。

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11.10.2025

オーストラリア・シドニーに越してきて1年が経った。サバイブしてきた感は多少あったけれど、ストレスフリーで穏やかな1年があっという間に過ぎてしまった気持ちである。人との出会いが大きかったのはもちろん、この街では多くのことを学んだ。人間らしく生きる意味や、自分の健康(運動や精神も)をきちんと保つこと、自分の性格や欲しいものを知ること、大切なことをたくさん教えてもらった。自分にとって最も大きかったのは、10日間のヴィパッサナー瞑想コースに行ったことだ。ここでは瞑想法について深く言及はしないが、自分の精神は意外と強いことが分かったのと、相手に期待すること・自分に期待することの無意味さも教えてもらった。

2ヶ月前の7月の日本帰国は、私にとって色んな意味で大きな出来事だった。帰国の嬉しさとある種のショックの両方を味わった。シドニーに渡った10ヶ月のうちにその中でまわりも自分も色んな変化があったようだ。日本に住んでいた時に少し気づいていたズレが大きなズレとして表出してきたせいで、日本の友人を数人失って帰ってきた。新しい友ができれば、古い友はいなくなるとはこのことなのだろう。その傷心で、私自身の今の心は東京にないのだと感じた。いい気づきであったとも今では思うが、それと同時にやるせなさを感じた。もちろん楽しいこともあったし、いい人たちが周りにいることの有り難さも感じた。だが、悲しさの容量が大きすぎて耐えられなかった。

そして今日は初めてシドニーで展示をする日であった。ボタン作品のグループ展である。働いているボタンショップのオーナーが誘ってくれて、参加させてもらった。自分の中では、今回のテーマとコンセプトに合ったいい作品を作れたが、それとともに反省点もいくつか見えた。次はもっといいものを作れる気がする。

1年という節目に、この街で私がいる意味というのを少しずつ作れているのは嬉しい。街に馴染むこと、コミュニティに入るのは容易なことではないから、時間をかけてやるしかないのである。

夜はダビンと彼氏のジョニーも来てくれて、一緒にレバノンファインダイニングレストランでディナーをした。元々工場だった場所をレストランにしていて、アンティーク調のテーブルやクロス、教会の椅子が印象的な店内で、初めて食べる創作レバノン料理は、新鮮でおいしかった。私のスタジオの隣のアーティストのレニがそこで働いていて、私の1年記念で来たと伝えると、デザートのサービスもしてくれた。2年目も楽しみである。

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27.06.2025

朝8時に起きる。朝食にグラノーラを食べ、歩いてボタン屋での仕事まで向かう。今日もひっきりなしにお客さんは来る。冬だから特に外でやることもなく、家で編み物をして過ごすのだろう。だからこの時期のお客さんのほとんどは自分のセーター用のボタンか孫や娘のためのセーター用に買いに来るのである。実際、シドニーの冬はこれといって楽しいことがあまりない。もちろんクリスマスもないし、正月もバレンタインもない。冬のなんだか楽しくて忙しない雰囲気とは程遠いのである。北半球の人たちがいかに寒い冬を楽しくして過ごそうとしてきたかが今になってわかるようになった。唯一の救いは、シドニーの平均気温が15-19度くらいで比較的暖かいことくらいだ。

17時に仕事は終わり、近くの小さなホームセンターに寄る。入った途端に、店員のおじちゃんの接客が入り、ここぞとばかりに、「何を探しているんだ?これを買うといい」などと押し売りに来た。値段も高く、欲しかったテラコッタの鉢も、実際はプラスチック製だったので、さりげなく店を後にすることにした。近所の人たちが店内にいるのを見たことがなかったため、皆ぼったくり店であることは知れ渡っているのだろう。18:15からSydney Dance Companyでバレエのクラスがあるので、電車でCircular Quay駅まで向かう。ここはずっと気になっていたダンスカンパニーで、友人のケイティが通い出して、誘ってくれた。今日はビギナーのクラスで、指定されたスタジオへ入るとかなり広い部屋で、25mプール以上はあると思う(プールで広さを表すのは少しおかしいかもしれないが)。生徒数も30-40人近くいただろう。このスケールの大きいクラスは初めてでわくわくした。日本だと敷居が高く、大人クラスでも入るのに恐れおののいてしまうイメージがあるが、ここはビギナークラスといっても、全くの初心者から私くらいの幼少期から経験があるくらいまで、様々なレベルの人たちがいて、同じ動きでもそれぞれで自分のレベルの合わせて決めて踊ることができた。それと純粋に自由に何かにとらわれることなく、広いスペースで踊ることができて嬉しかった。家からは少し遠いが、また行くだろう。

19:45にクラスは終わり、ケイティと駅まで歩く。家に着き、カズはオージービーフのステーキを焼いて待っていてくれた。運動した後のステーキは最高である。22:30就寝。

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22.06.2025

朝8:30に起きる。軽く作業をして、10時過ぎにMarrickville Organic Marketに行く。そのままジョシュとウミの家でブランチをするから、その食材として、苺とスコーン4種類を買った。バスで彼らの家まで向かう。大通り沿いとは聞いていたが、本当にシドニーのメイン通りの一つであるとは思わずびっくりした。1階は中華系の電気屋さんで、その2階が彼らのアパートとのことだったが、入り口ベルがなく、着いたことをメッセージして待つことにした。

ジョシュが降りてきて、扉を開けてくれた。直接彼らのアパートにだけ繋がる玄関らしく、ベルの場所も教えてくれた。よく見ると、入り口ドアから少しだけ紐が出ていて、それを引っ張るとベルが鳴る仕組みになっていた。オールドスタイルだ。階段を上がると、キッチン含め5つほど部屋があり、キッチンダイニングにはウミとミチがいた。ミチもシェアメイトらしい。ジョシュとウミは先週にヨーロッパ旅行から帰ってきたばかりで、特にジョージアでの体験をすごく新鮮で、いかに刺激的だったかという話をいっぱいしてくれた。そこでのパンはウミの顔よりも大きなインドのナンのような形をしていたとか、壁画のジョージア語の書体の美しさとか、泊まっていた所の窓が二等辺三角形をしていて、そこからは素晴らしい原風景を毎朝見ることができたとか、そんな美しい話ばかりだった。その後のオスロでも楽しんだようで、マイラのお兄さんと過ごすことができ、彼はプロのバレリーナで、彼の職場を見学させてもらったとか。ジョージアからのオスロとはかなりのギャップで、経済的にも文化的にも全く異なるからそれもそれで面白そうだ。彼らのような人間味とユーモア溢れる人たちと仲良くできて、私は純粋に嬉しい。目の前にあるものを純粋に美しいと思い、それを自分自身の素晴らしい体験として取り込むこと。時にそれらをアウトプットしてアートワークや生活の一部にすること。それと同時に自分の英語がもっと使えたら、自分のユーモアや体験、考えを日本語のように素晴らしく伝えられるのに。という葛藤はいつもある。だがこれが今の私であるということは、現実的かつ楽観的に受け止めなければならない。今最大限にできていることを、とりあえず認めよう。

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21.06.2025

朝8時に起きる。朝食にアボカドトーストを食べ、バスに乗ってMarrickvilleにあるReverse Garbageというお店に向かう。そこには商業的に出されたゴミをリサイクルというかたちで販売しているところで、医療用品の聴診器やスポイト、木材や布、誰かのトロフィーや写真立てなどありとあらゆる廃材を売っていて、シドニーの子供たちの楽しい雑貨屋的な立ち位置で、大人になっても思い出の場所となっているらしい。私の周りの友人たちはアートワーク用やインスピレーションをもらいに行っていたりもする。
私はそこへ、今度の東京での展示に出す作品の材料を探しに来た。前回は何もなく来て、ノートしか買わなかったが、今回はイメージがたくさん膨らんでいたおかげで、いろいろと材料を買うことができた。レジに向かうと派手なコスチュームのような格好をしているお姉さんが “Wow, so many materials. I love it!”とカゴの中身の商品を見て言った。こういう空間と人がいるのは、子供にとっても絶対に思い出になる場所である。

店を後にし、カズのワークショップへ向かう。途中で温かい飲み物が欲しくなり、カフェTokyo Lamingtonにて、シナモンロールとブラックセサミラテ、カズはフラットホワイトをオーダー。彼が現在製作中の七角形のダイニングテーブルを見せてくれるといい、行くことにした。最初は、木材の色がオンラインで見ていたものとは全く違く、ダークチョコレートだと思っていたものがホワイトチョコレートだったらしい。そのため、数日はひどくショックを受けていたが、立ち直してデザインに集中することにしたようだ。Donald Juddのダイニングテーブルのデザインから着想を受け、幾何学的かつ機能性とミニマルさを反映させたデザインで、彼らしい思いやりとユーモアあるテーブルになっていた。
途中でワークショップをシェアしているジョンおじさんがやってきて、調子はどう?などと少し会話をする。お腹が空いてきたので、坂を登った先にあるMarrickville Pork Rollにて、バインミーをテイクアウト。ここは大人気のバインミーの専門店で、このお店のがシドニー1美味しいと私は思う。カリカリの豚バラはもちろん、なますがほどよい酸味かつとてもフレッシュで、もはやなますがメインのようなものかもしれない。今日も美味しく平らげた後、カズと別れ、スタジオへバスで向かう。今日は誰もいなかったが、作業は結構進めることができた。

18時頃に帰宅し、シャワーを浴びて、ケイティーのお誕生日ディナーに向かう。チャイナタウンにある大きなビル内のタイ料理屋で、初めて入るお店だ。ケイティーとは去年の夏に東京にて初めて会い、その時は渋谷ののんべい横丁のおでん屋で飲み、横に座っていたフィリピンハーフの男女と仲良くなり、カラオケパブに行った夜だった。それきり彼女はメルボルンに住んでいたので、会う機会がなかったが、最近シドニーに戻ってきたようで今回誘ってくれたのだ。レストランに着くと、彼女の友人たちもいて、途中で共通の友人のエルモも来た。彼女は今日2回もベイビーシャワーに行ったらしい。彼女の年齢になると、こういう行事で忙しくなるものなのだろう。一緒に来ていたサラとも色々と話し、楽しい夜だった。バスで帰宅し、23時就寝。

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15.06.2025

朝8時に起きる。8:30にカズのお母さんビッキーとカフェMatineeで待ち合わせをしているため、歩いて向かう。今日はすごくいい気候である。私たちはコーヒーとチャイラテを、ビッキーはハーブティーとアボカドトーストをオーダー。彼女はいつも楽しそうに話をする、多少なりともの年齢的な身体の不調や今の仕事の大変さはあるらしいが、そんなことどうでもいいかのように自分の楽しいことにフォーカスしている。この心持ちはとても健康的だなと思う。

ビッキーを別れ、今日はUltimoのエリアにあるIan Thorpe Aquatic Centre内のサウナに行く。そこまで歩いて向かおうということで、1時間半ほどを少し早歩きで向かう。途中のカフェでカズはSampleというブランドのコーヒー豆を買い、NewtownからBroadwayを抜け、辿り着く。最後の坂が代官山レベルの急勾配で、すこし疲れてしまったが、いい汗をかいて、サウナへの準備は整った気分だった。
センターはかなり広いガラス張りの施設で、日が差し込み、すごくいい雰囲気のところだ。私たちはサウナチケットをもらって中に入り、水着に着替える。サウナはプール横の小さな部屋が2つあり、1つは普通のサウナに、もうひとつはスチームサウナの部屋だった。その隣にはテラススペースがあり、椅子に座りながらシドニーシティの景色を一望できる。私たちはまずスチームサウナに入り、その後普通のサウナに入る。その後シャワーを浴びて、テラスで休憩をする。この時期だと長袖にコートを着ないと寒い気温だが、今日は水着だけでもすごく心地が良かった。最後にもう一度スチームサウナに入り、テラスで休憩をした。公共施設で、サウナ自体はそこまで大きくもなく、特別こだわってもいないが、テラスを気に入りまた来たいと思う。

施設を後にし、チャイナタウンに向かう。ビッキーが新しい炊飯器を探しているということで、日本製の物を代わりに観にいくことにした。途中でHay Marketにあるミートパイ屋さんにまた寄って今回はフィッシュパイを買って食べることにした。ここはこの間妹と来たばかりで、カズも食べてみたかったらしい。フィッシュパイもクリーミーですごく美味しかった。チャイナタウンにあるIGAというスーパーに入り、炊飯器を探すと日本製と中国製のがそれぞれあった。ビッキーに写真を送って、いくつかお菓子を買って帰る。家ではこれから申請するパートナービザの書類を書く作業を進め、途中でボロネーゼを作ることにした。

早めのディナーを済ませ、マイラとジャスパーが初めての2人でライブをするというので、Dulwich Hillにあるバーに行く。彼らのライブから始まり、ジャスパーはギター、マイラはラジオと龍笛という彼女らしい楽器のチョイスで2人のバランスもすごく良かった。あまり練習できなかったと言っていたけれど、相性はぴったりでそんなふうには見えなかった。2番目はミチのライブで、彼は何度か会ったことがあったがライブを聴くのは初めてであった。彼が演奏する電子音楽は、普段の優しくチルな印象からはうってかわって、どっしりとした重厚感のある曲調だった。みんなと少し話し、歩いて帰宅する。22時就寝。

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14.06.2025

朝4時に起きる。妹が4:30に予約したウーバーに乗り、一緒にシドニー空港国内線ターミナルへ向かう。今日は彼女の帰国の日だ。土曜日の早朝だからか、道中はほとんど車が走っていなかったため、空港に早く着きすぎてしまった。持ってきたティラミスとプリンを3人で食べる。切なく甘く美味しい味だった。搭乗時刻に近くなり、妹は「もう行くね、次は東京で」ともう心は日本に向いており、彼女の背中はまた一つ大きくなっていた。
初めて1人で行く海外で、英語も特に分からず、1人での楽しみ方も知らずにやってきた彼女は、行きたいところを探して1人で出掛け、現地の美味しいものを食べ、物怖じせずできるようになって帰っていった。彼女にはシドニーという街がどう見えたのかはわからないが、きっといい経験となってくれただろう。

バスと電車を乗り継ぎ、家に帰る。基本的に空港の行き来はタクシーかウーバーなので、45分くらいで交通機関を使えるのは新発見で、次回時間がある時はそのように行こうと思う。
ベッドで少し寝て、Orange Glove Marketで食材を買いに行く。マーケットで食材を買うのは好きである。野菜が生き生きとして、ちゃんと美味しいものを買えるのは気持ちがいいことだ。荷物を置くためにまた家に帰る。お昼ご飯を食べ、スタジオに向かう。久しぶりに行くから少し緊張していたが、思ったよりも集中して生産的に作業を進められた。新しいメンバーのルーシーにも会う。彼女は詩を書いているらしい。
6時に家に帰宅し夕食を食べる。今日は疲れたので、22時就寝。

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13.06.2025

朝8時に起きる。朝ごはんを食べ、妹が就活の作業をするというので終わるまで待つ。10時過ぎに終わり、Drummoyneのエリアにあるアウトレットモールに出掛ける。私が持っているMerrellの同じスニーカーが欲しいそうで、一番近い店舗がそこにあったので、行ってみた。途中でバスを降り、友達がおすすめしていたベーカリーPenny Four’sでホワイトサワードウとベーコンキッシュを買い、キッシュはその場で食べてみた。ブリゼ生地はタルトのように軽くサクサクとした食感で、中のアパレイユがとろける美味しさだった。ローカルの人だらけで、優しさのあるいいお店だった。また近くに来たら寄りたい。

歩いてモールまで向かい、GoogleMap通りに辿って行ったら、モール裏のビーチに辿り着き、想定外だったが結構いい景色だった。横にはたくさんのヨットやボートが泊まっていて、シドニーらしい広々とした豊かな景色が広がっていた。やっとモールに辿り着き、かなり広く迷子になりそうな空間で、カリフォルニア・サンタバーバラのモールを思い出した。15歳の時に学校で行った修学旅行で、大衆文化と大量生産・大量消費文化が広がった世界で、ひどく退屈したのを覚えていた。当時は下着ブランドのパーカーやThe Body Shopのアルコールジェルやボディークリームなどが流行っていて、みんなこぞってゲットし、派手な色で着飾って、ひどい匂いを漂わせていた。2000年代初頭のパリス・ヒルトンやJuicy Coutureなどの流行が残っていたからだろう。シドニーのモールはそのような匂いは残っていなかったが、そのような大量生産消費文化に無頓着な人たちが集まっている場所のように見えた。

Merrellのショップに入ったが、あまり気に入らなかったようで、すぐに出て帰ることにした。妹もなんとなく面白くないことは感じていたのだろう。帰りにフレッシュジュースを買うことにし、スイカジュースをシェアして、次の目的地のチャイナタウンにあるHay Marketに行くことにした。そこには先日行ったCarriageworks Marketsで見つけたミートパイ屋がそこにも出店しているとのことで、また行ってみることにしたのだ。そのマーケットが中華系の建物内にあるマーケットで、よく見るごちゃごちゃとしたお土産屋や革製品店、携帯電話ばかり売っているお店を抜けると、出店が広がっていた。先ほどのごちゃごちゃとはうってかわって、ある種商業化され、それぞれ内装やマーケティングにこだわった飲食店ばかりが並んでいて、パイのお店も白とグリーンを基調とした真新しく、いかにもポップアップストアのような雰囲気を醸し出していた。私たちは和牛オニオンミートパイをオーダーし、シェアして食べた。とろける美味しさでたまらなかった。日本にもできて欲しいくらいである。まだお腹が空いていたので、数件先のモダン中華屋でトマト炒飯をオーダーし、それがシンプルながらトマトの酸味が残っていて、かつにんにくがいい感じに効いていてかなり美味しかった。そして横に添えられていたライムを絞って、それがあってこその炒飯だった。家でも真似をしようと思う。

まだ1時過ぎだったので、DarlinghurstにあるビンテージショップSWOPに行ってみようということになり、歩いて向かう。天気と気温がちょうどいい日で、冬ながら少し汗ばんでくるぐらいの暖かさだった。初めてSWOPに入ったがブランドビンテージのセレクトで結構洗練されていてよかった。今回はいいものを見つけることができなかったが、こういうのはタイミングと縁なのだと思う。
まだ少し物足りなかったので、最後に何がしたいと妹に聞いたら、NewtownのMapoにもう一度行きたいと言ったので、バスで向かう。昨日食べ損ねた、カズが教えてくれたアールグレイフレーバーを試してみるためだ。もちろんアールグレーにバナナソルトを注文した。納得の美味しさだった。電車で帰り、妹はFichでフィッシュアンドチップスをディナー用にテイクアウトした。

私とカズはNasha Galleryにて、友達のミルの個展のオープニングが開催されるとのことで、チャイナタウンに戻った。かなりの頻度で様々な所属アーティストの展示をしているギャラリーだが、今回も大盛況で広いスペースが人だらけだった。ミルの作品はパッチワークがメインで、新作のアルミニウムの円盤彫刻が天井からいくつか吊るされていた。彼女の人間的で明るい性格が反映された作品で、ノスタルジーかつ優しさが溢れていた。
カズのワークショップの仲間たちもみんないて(ミルのパートナーはワークショップの仲間の1人のジャック)、かなり長話をしていた。妹が家で待っていたので、仲間の1人のフレイザーに車で送ってもらう。ビンテージのフォルクスワーゲンに最近知り合いのアーティストにペイントをしてもらったそうで、彼自身もかなりヒッピー感を増していた。多分この間行っていたネパールにかなり影響されたのだろう。食あたりが酷かったと言っていたのは覚えている。
Fichの前で降ろしてもらい、プリンとティラミスを買い、Frangoでディナー用にポルトガル風炭火焼きチキンとポテトをテイクアウトした。

家に帰ると、妹はスーツケースに荷物を詰めていて、先ほど食べたフィッシュアンドチップスを食べ過ぎてしまったようで、少し調子を悪くしていた。彼女のためにデザートを買ったが、次の朝に食べることにした。明日4時過ぎに送りに行くため、早めに22時就寝。

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Moe Matsuyama Moe Matsuyama

12.06.2025

朝8時に起きる。10時近くに家を出て歩いてお気に入りのカフェBartasに向かう。妹はオレンジジュース、私はチャイラテにそれぞれハッシュブラウンをオーダーした。彼女はシドニーに来てからフレッシュジュースにハマってしまったようで、カフェやマーケットに行くと必ず飲んでいる。外食ばかりで、野菜や果物が不足しがちなのもあって欲しているのだろう。かなり気に入ってくれたようでよかった。

店を出て、バスでNewtownのエリアに向かう。途中で妹がカフェに傘を忘れたことに気づき、後で戻ろうということになるが、ちょうどいいタイミングでカズから電話があり、彼のワークショップから近いから、後で取りに行ってあげるとのことで一安心した。Newtownでは妹の買い物やお土産を買いに、Taste Organicというオーガニックスーパーで、チョコやマヌカハニー、お茶を購入し、古着屋のReunionで彼女は欲しがっていたクリーム色のビルケンシュトックを購入していた。これでシドニースタイルを具現化しているようで、だんだんとオージーガールになってきていた。いくつか古着屋をまわり、キャンドルショップHUNTERでもルームスプレーを買っていた。
最後にジェラート屋MAPOで、私はバナナソルトとジャージーミルク、妹はチョコチップジャージーミルクとピスタチオをオーダー。ここでも気に入ってくれたようでよかった。ランチを食べに行こうということになり、電車に乗りAshfieldに向かう。韓国餃子を食べに行くためだ。私とカズは先日行って美味しかったと彼女に伝えたら、ここは絶対行きたいと言ったので、行くことにしたのだ。普段は行列で大人気のお店だが、ランチタイムより遅かったため、すんなりと入れ、私たちは牛骨スープ餃子と辛い牛骨スープ麺をオーダーした。安定の温まる美味しさだった。

家に帰り、疲れを取るために少し休み、ディナーにチキンとズッキーニカレーを作った。カズも妹も日本食を食べたかったみたいで、喜んで食べてくれて嬉しかった。今日はこうしてほぼ毎日のように行っているNewtownの街を観光客気分で一緒にまわったが、シドニーに初めて来た気持ちを思い出し、そして普段通りすぎてしまっているところや知らなかった世界も知ることができてよかった。

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10.06.2025

朝7:40に起きる。足早にトーストにリコッタチーズをのせたものを食べ、支度して出掛ける。今日はブックバインディングの仕事だ。昨日の月曜日が祝日だったので、少し変な感覚が残っていて、ホリデー気分が抜けないまま仕事に向かう。仕事場の最寄駅から歩いている途中で、隣の建築事務所のレニーに会い、最近どうしてるなどと世間話をしているところに、後ろから同僚のジュリアンが来た。彼女は近くのパン屋Breadfern Bakeryの箱を持っていて、私たちのボスのカーリために誕生日ケーキを買ったところだったらしい。

仕事場に入る時にバースデーソングを歌おうということになり、3人でサプライズをした。こんなことは久しぶりである。カーリに会うのは2週間ぶりで、彼女は誕生日ホリデーで島に1週間ほど滞在していた。彼女はすごく嬉しそうで、誕生日のこと、旅行先の島やダイビングの話をたくさんしてくれた。途中でブレイクタイムにしようということになり、お茶を飲みながら、3種類のタルトをそれぞれシェアして食べた。今までパンしか買ったことがなかったが、タルトも美味しかった。今度自分たちでも買ってみようと思う。
祝日だったので、普普段月曜日にやる仕事がずれ込んで、今日は梱包発送の仕事をした。いつもギリギリで時間内に間に合うか心配していたが、仕事に慣れてきたようで、早めに終わることができた。

17時に仕事が終わり、そのまま電車で帰宅する。妹も帰ってきて、今日は図書館で就活の作業をし、ランチはMarrickvilleのベトナム料理屋でカズとランチをしたと言っていた。シャワーを浴び、ディナーの用意をする。トマトミートボールスープにライス、サラダを作った。皆旅の疲れが溜まってきているようで、早めに寝ることにした。21時就寝。

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