31.05.2025
朝8時に起きる。トーストにバターとベジマイトを塗って食べる。洗濯を回して、部屋の掃除と作業をする。10:30に家を出て、歩いてBertasへ向かう。カズとダビンとサンドイッチを食べに行くためだ。ダビンが少し遅れるというので、近くにあるカズのワークショップで先に待ち合わせることにした。一緒にスペースシェアをしているというテリーに会う。ワークショップには何回も来ているがテリーと会うのは初めてだった。裏庭で大きな機械音を出していたので、何を作っているの?と聞いたら、アルゼンチン風BBQのフレームを作っているとのことだった。写真も見せてくれたが、牛肉の大きな塊などを吊るして6時間もかけて焼くらしい。半日も煙たいスタイルのBBQらしい。いつものジョンおじさんも作業をしていて、彼はイギリスの古時計の修復をするところだったらしい。ここに来ると、作業は大変だと思うが、年齢関係なく、皆キラキラした目で、自分が作っているものを見せてくれる。ある種自分がやっていることに誇りを持っているし、自信も持っているのだろう。そういうマインドはどこで何をしていようとも、あるべきものだと思うし、自己を正しく保つのに必要なことなのかもしれない。
ワークショップを後にし、Bertasへ向かう。休日だからかいつも以上に混んでいた。ダビンと合流し、皆新しいサンドイッチのSmoked Turkeyを注文する。私はいつものハッシュブラウンとオレンジジュース。席もなかなか空かなかったので、近くの公園で食べることにする。とても薄くスライスされたターキーがふわふわで、くるみがいいアクセントで食感がすごく計算されていて美味しい。パンもいつもよりも香ばしくて美味しかった。
カズは作業の続きがあるからといって戻り、ダビンと私はフィリピン料理屋Titaでウベアイスクリームを食べようということになり、Marrickvilleの繁華街の方へ向かう。途中でヴィンテージショップに寄る。ギャルソンやヨウジのヴィンテージがメインで、オリジナルの服や新品のストリートブランドの服も置いていた。タビンは新品の「Vietrave」とプリントされたTシャツを購入し、クラブでこれを着るんだとルンルンだった。その後、Titaへ行き、それぞれウベアイスクリームを注文する。初めて食べたが、砂糖の味で芋の風味はあまり分からなかった。たぶん味よりも粘りのあるテクスチャーの方が特徴なのかもしれない。
私がベトナム人経営のネイルサロンに行くのはどうかと提案し、一緒に行くことにする。それは私が毎回台北に行くたびに台湾人のアンちゃんに連れられてベトナムネイルサロンに行っていたのを思い出し、シドニーでもお店を前に見つけ、以前から行ってみたかったのだ。普通のサロンに比べると値段もリーズナブルで、手際が良く、手足用のバスに浸からせてくれてマッサージまであるのが特徴である。ガーリーなピンクと白を基調とした店内に入り、手のマニキュア(ペイントはなし)を注文し、私よりも若そうなお姉さんが担当してくれた。まず爪のカットデザインを聞かれ、スクエアかラウンドで選べるようで、ラウンドを注文した。そこで爪切りから始まり、ヤスリがけ、甘皮も綺麗に取ってくれて、手用の小さなバスに浸かった。手が柔らかくなったところで、クリームを塗りマッサージをしてくれた。最後は温かいお手拭きでクリームを拭いてくれた。15分20分くらいだっただろうか、かなり心地がよく、終わった頃には手がものすごく軽くなっていた。ダビンはベテラン風のおばさまが担当してくれ、彼もとても気持ちよさそうにしていた。満足げで店を後にし、これで25ドルは結構いいと2人でお互いの爪を見せ合いながら話した。
ダビンと別れ、歩いて家まで帰る。まだ3:30だったが、紫外線のせいか久しぶりの晴天のせいか、体がどっと疲れ2時間ほど昼寝をしてしまった。カズが帰ってきた音で起き、その頃には5:30になっていた。ディナーを作ることにし、簡単にカレーうどんを作った。夜は友達のお誕生日会に誘われていたが、大人数の会なようで行けるほどの体力はなく、家でゆっくりすることにした。22時就寝。